喜びと悲しみ

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付き合ってから6ヶ月が過ぎようとしたころ 由衣は真剣な顔で俺のところに来た… 俺はいつみたいに笑ってたけど 由衣があまりにも真剣だったから 真面目に聞くことにした 「ウチ…3ヶ月……生理がきてへんねん……」 『それって?』 「いや…ただの不順かもしれんねんけど…」 俺は少し嬉しかった まだ6ヶ月しか付き合ってないけど ゆくゆくは由衣と結婚したいと思ってたからだ もし子どもを授かっていたとしたら もぅ由衣が絶対 俺の運命の相手なのだろう 自分で『運命』とか言う言葉をつかうのはロマンチストや気取りなヤツだけかと思ってたが… 俺もその部類だったとは…   
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