第壱章 承

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「本当に大丈夫だから。少し休ませて。」 「そうか…分かった。何か辛くなったら俺達に言えよ。友達だからな。」 「奈美、大丈夫かな…。」 恭子が心配そうに呟いた。 「奈美なら大丈夫だよ、きっと。」 「そうだよ、なんてったって俺達の友達だからな。」 俺達は奈美の家の前で別れた。 とても重々しい日だった。 そして、惨劇が始まる…
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