第弐章 転

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7月11日 昨日の事件で疲れていた為か、10時に目を覚ました。 しかも電話で。 「もしもし、信二か!?」 電話の向こうで鉄平が激しい口調で呼んだ。 「鉄平か、何かあったんか?」 「殺人事件だよ!」 「…………はぁ?」 「だからこの島で殺人事件が起きたんだよ!」 この島で殺人事件…? 何で…誰が…? 「いいから早く来て!」 俺は戸惑いながらも鉄平の所に向かった。
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