新型の危機

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ベラートのとある場所にそれは存在した。 倉庫らしい物の中からバーナーがはじける光がもれてくる。 どこかで見たようなアーマライダーが油で真っ黒な顔でニンマリ笑った。 「ふおっふおっふおっ、完成だぁ。毎回ガノタネタばかりぢゃ飽きられるからねぃ。しっかし、疲れたから寝ますかねぃ。」 大きくノビをするとあやは奥へ入って行った。 翌朝 「あや、どう?雪那のゴリアテ整備できたのぉ?」 倉庫の入り口でシュネーが呼びかける。 ボサボサ頭でパジャマのズボンに手を突っ込んであくびをしながらあやが現れた。 「ふわぁぁぁぁ、らいりょぶらいりょぶ・・・・zzzzz」 立ったまま眠ってしまう。 「ちょwww寝ないのそんなとこでwてか、女の子なんだからズボンに手突っ込まないっ!」 あまりのオサーンポーズに突っ込まざるをえないシュネー。 「あ・・・・・・・・。」 シュネーを見つめ動きが止まるあや。 「えっ?何?何があっ!なのよあや?」 焦りながらあやを問い質す。 「・・・・・・・・」 止まったままのあやに息を飲むシュネー。 「・・・・シュネタンオハヨーでどうしたの朝早く?」 思わずコケるシュネー。 「て、あんた寝てたんかいっ!」 「ん?寝言は寝ながら言ったよ。」 ぼーっとしながらも返すあや。
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