人で在るために人に隠された里

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「―っ!―っ!」 鈴音は椿姫の名を呼び身体を揺さぶりました しかし椿姫は目を覚しません 鈴音はそっと椿姫の口元に耳を寄せました 「……スゥ―…」 微かに息をしているのが聞こえ鈴音はホッと肩をおろしました
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