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毎日のように同じ時間を一生懸命刻む時計✨
休む事なんて考えられないんだ
生まれた時の君のだいじな時間を…
永遠に残す為にぼくはここにいる
大切な人の大切な時を刻むぼくは時計
柱にぶら下がり…
何度も見つめられる度に張り切る時計なの
『私はなぜ時計になりたいの??』
『答えは簡単だよ…』
好きな時に自分の意志で変えられる時間を操りたいから…
大事な人を守ってあげたいだけだとしても…
時間を戻すのはいけない事なの??かな…
でも仕方がないの…
大事な人の時間が止まってしまうから…
時は見えない速さで一生を駆け抜けて行く
どんなシーンもぼくは大事な人を守りたかった…
昔…の悲劇…
今の…悲劇…
見なくても…知ることさえなかったら
ぼくは時計になって時間を止めようなんて思わなかった
薄汚れた古い時計でも時を変える事ができたなら…
私は…それでぃぃと思った
君を守れるなら時間の歪みに流されてもぃぃと思えたから…
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