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汚く狭い階段の終点には、もっと汚く狭い廊下がまっていた
「あ、こっちへどーぞー」
「あー…ありがとうございます」
ママに右の扉を紹介されると、
僕はされるがままにそこへと向かった
「もうすぐやっちゃうから、
まぁ頑張ってねー」
「あー…ありがとうございます」
「勇者やるとか、若いっていいわ
ねー」
「あー…ありがとうございます」
面接がはじまる
自分でも奇妙なほど緊張をしていない
…大丈夫だろうな
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