◇さよならニート

8/8
5825人が本棚に入れています
本棚に追加
/682ページ
    汚く狭い階段の終点には、もっと汚く狭い廊下がまっていた   「あ、こっちへどーぞー」 「あー…ありがとうございます」   ママに右の扉を紹介されると、 僕はされるがままにそこへと向かった     「もうすぐやっちゃうから、  まぁ頑張ってねー」 「あー…ありがとうございます」 「勇者やるとか、若いっていいわ  ねー」 「あー…ありがとうございます」     面接がはじまる 自分でも奇妙なほど緊張をしていない   …大丈夫だろうな    
/682ページ

最初のコメントを投稿しよう!