◇虚栄の魚影

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  明らかに、目線と足取りが動揺している、くそばかがそこにいる <…あっ…あー……ハハハ!> 最早答えはわかっているようなものだが <…サムソンさん、あのイカ、  どこから> 数秒の沈黙を挟んで、ゴミカスは言った <……水槽の中に居て…  喋んないし、こいつは敵でも  無いよなって…> <……ふんっ> あの○○○でさえため息を漏らす <でもでも、美味しかったろ?> <…そういう問題じゃないです> 鬼畜王のボルテージも着実に上がっている <イッカっ食いっねえ、イッカ  っ食いっねえ、って感じだっ  たじゃないか!ハハハ!> このクソハハハは、やはりこのパーティーにおける害悪の筆頭であった <フレッド!  お前の美味しそうな笑顔…!!> 表面上も内面性もうざいのは驚きである
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