8639人が本棚に入れています
本棚に追加
/677ページ
「レミア、いい。
ありがとうな…だけど今は皆、オレのことを認めてくれてるんだ…そんなこというな…」
《あんたは甘いわね~…
興奮状態のあんたからは想像つかないわ》
「ふふ、確かにな…」
アイクは楽しそうに会話する二人(一人と一本)を見て思わず笑みがこぼれてしまった。
「どうした、アイク?」
《顔が笑ってるわよ?》
「あ、いや…なんか楽しそうだったんで、つい…」
ゴシャアァアァ!!
アイクの言葉の終わりとともに轟音が聞こえてきた。
「「!!」」
《これは…!》
ソルとアイクは直ぐさま扉の外にでた。
きゃああああ!
女子寮のほうから悲鳴が聞こえてくる。
「まさか…!」
《行くわよ!》
ソルはレミアを腰に差し、悲鳴のするほうに向かった。
最初のコメントを投稿しよう!