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「そんな・・・」
「ユカちゃんが・・・」
アンナとミーアはユカの事を聞き、暗い顔をした。
「それでシアちゃんは・・・」
「ルナと一緒に墓に行った・・・
あいつは強いな・・・ユカの事を聞いても涙を流さなかった・・・」
ソルは窓の外に広がる夜の闇をただただ見つめた。
-墓地-
「うぁぁああん!うっ!ひくっ・・・うう!」
「ルナちゃん・・・そんなに泣いてたらユカが心配しちゃうでしょ?」
シアはユカの墓に花を添えた。
「ユカ・・・安心してね・・・
私は大丈夫だから・・・あっちで待ってて・・・」
シアはツインテールを縛っていた髪飾りをほどき、墓に置いた。
「あなたの分まで・・・
強くなる・・・絶対に・・・」
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