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「え…でも…15だぞ!?愛歌と4つしか違わないじゃないか…。
……普通断るだろ!?」
「あら、だって私普通じゃないもの。そんなの…知ってるでしょ?」
愛歌はもうないのにカップを口元に持ってきて「あら?」といいマスターに同じ物を頼んだ。
「愛歌、ホントに無理しなくていいんだ…だって――」
「浩介。」
ピシャリといつの間にかきたキリマンジェロを手にして言い放った。
「今まで浩介が付き合ってきた人はそういう人が多かったかもしれない――でも私は違う。
他の女たちと一緒にしないで。
それに何よりそういう事情ならなおのこと務まるのは私だけよ。だって
私は何よりも変な女で何よりも
貴方を愛しているんだから――。」
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