アイカ

19/19
28人が本棚に入れています
本棚に追加
/185ページ
「来てくれるって。」 「そっか、良かった。」 その言葉を聞いて水上はホッと胸を撫で下ろした。 その顔を見て愛歌は水上に本当に心配かけたんだな…と感じていた。 「そういえば今日麻生君は?」 「あぁ、麻生ね。愛歌が大事な話しがあるみたいって言ったら自主的に外出してくれた。」 「そっか…なんだか悪いことしちゃったね。」 麻生とは水上は中学の時に生徒会で知り合った。 当時は折り合いが悪く何かある度に衝突する二人だった――。
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!