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言葉なんて要らなかった
あなたの口付けに答えてる私が居たから
その時…
突然メールが鳴った
携帯が二人を引き離した
ため息を一つ漏らすと
あなたはポツリ
『帰ろっか』
うつ向きながらあなたに言った
『じゃあね…』
帰宅した後はあなたの事ばかり考えていた
走馬灯の様に頭を駆け巡っては…
胸が苦しくて仕方が無かった
眠れない夜…
もどかしさが残った気持ちを抑えながら、携帯を握り締めていると
あなたからメールが来た
受信【今、何をしてるの?俺…今変な気持ちやに。明日会って話せる?】
返信【良いよ。明日のお昼の時で良いかな?】
受信【うん、何かごめんな。明日またメールするなっ】
モヤモヤした気持ちを胸に
眠りについた
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