~記憶~

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いつしか【一秒が一時間にならなぃかなぁ~】が口癖に(笑) 『今年の初雪は航汰と一緒に見れなかったぁ~(泣)』 『電話しながら一緒に雪を見てるよ』 小さな事が幸せで 繋がっている事が何よりも嬉しかった 温かな気持ち 温かな日々 あなたを好きだと気付いて良かった 繋いだ手は本当に幸せで満ち溢れてたから 恋愛に永遠なんて無い そう思って居たのに あなたはソレを変えて行く 記念日にあなたからのプレゼント 私はドキドキしながら開けた そこには銀色の指輪が… そして真ん中に小さな石が埋められていた 笑いながらあなたが話す 『石の意味はねっ、永遠の愛なんだって』 『俺は優希となら信じてみたいんだ…永遠の愛ってのを』 『ダメかな?』 。。。。。。 『ダメな訳なぃじゃん…嬉しい…』 涙で言葉が詰まる あなたは私の涙を拭きながら 左の薬指に 指輪をはめた 『優希ゎ俺の奥さん♪』 そんな はしゃいだあなたを見て笑った そして今日は 初めてのお泊まりデート あなたは薬指にはめた指輪をなぞりながら… 優しく愛しむ様にキスをする もぅ言葉は要らなかった 身体中で愛情を優しさを体温を感じてたから… あなたの身体に包まれながら 幸せ過ぎる時間に涙がまた溢れた
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