~記憶~

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私が泣くとあなたは決まって話出す 『優希の泣き顔って本当に綺麗だよね』 『幸せの涙だからかもね』 『優希は本当に可愛いっ』 『恥ずかしいからやめてよ~』 あなたは私の事を良く見てくれてた 本当は寂しがり屋で弱い性格も強がりな見た目も 外内面全部ひっくるめて好きで居てくれてるのが、凄く伝わって来てた だから安心出来てたんだっ あなたの愛をいつも感じてたから 笑い合いながら 愛しさを日増しして行く二人 デートも 喧嘩も 沢山した そんな幸せな日々の中に 突然突風が吹き抜けた… 『優希別れよう…』 その言葉が理解出来なかった 『なんで?私の事好きじゃないの?ついさっきまで好きだって言ってたのに…』 『ごめん…それしか言えない…彼女に優希の事がバレたんだ…』 『優希じゃなく彼女を選んだ自分には、ごめんしか言えない。』
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