是永小春に会いに行く

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
作者から…コレは三章ではありません。すみません。 「コンニチワ!小春の担任の花山萌絵だ!よろしくな」と萌絵はいった。「だから?何?」と冷たく小春は返した。「お母さん、暫く二人っきりにしてもらえますか?」と萌絵が言うと「どうぞどうぞ」と咲子は立ち去って行った。「明日、遠足があるぞっ!」と元気よく萌絵は言った。「ダサっ小学生かよ…馬鹿らし」と又冷たく小春に返された。「『ダサっ』くなんかないよ。小春がクラスに馴染めるようにやるんだよ。来るだろ?」と萌絵は言った。 「私の為に?」と小春は少しビックリしていた「そうだよ。小春のためだよ」と萌絵が言う「分かったよ。考えておく」と小春が返した。 割りとスムーズに話が進んだ。 「そうか…じゃあこれ、読んどけよ」と萌絵は小春にコピー用紙を渡した。そこに書かれてあったのは明日の遠足の集合場所と必要な物などが書いてあった。「バイバイ」と小春が少しはにかんだ笑顔で萌絵に言ってきた。「明日は来いよ?バイバイ」と萌絵は小春に別れを告げた。「ありがとうございます。用はすみました。私はこれで。」と萌絵は咲子にそう伝えると是永邸を後にした。 「明日は遠足だ。皆で缶けりして遊んだり…色々しよっ!」と明日の遠足の事で頭が一杯の萌絵だった。 ―翌日― ピッピッピッピッ。と目覚まし時計の音が萌絵を起こした「アア。今日は遠足だ!」と萌絵は自分の掛け布団を思いっきり蹴り飛ばした。「髪の毛OK!服OK!」と萌絵は自分の身だしなみの確認を済ませ。朝食を取り。学校に向かった。 「オーイ!和オハヨウ!」と萌絵は自分より先に来ていた、和に話しかけた。 「あっ!先生ですか…オハヨウ」と和と萌絵の会話が暫し続く…。 「あっ!萌絵先生と和じゃん。早いな」と春がやってきた。 「オッ!春に和に萌絵だ」と洸が来た。 「ちょっと💢洸、私は洸…貴方達の先生なのよ。呼び捨てはヤメテよ」と洸を叱った。 「別にケチケチすんなよ」と洸は軽く拗ねた。 「オバサン達…早いね」と陽菜が来て元も来た。 「あと一人。是永小春だけか…」と小春以外は全員そろった。 (来てくれると嬉しいな)と心の中で思う
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!