44012人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は一瞬並んでいる男達がメイド服を着ている姿を想像した。
…………っ怖ええ。
萌えーじゃねえよ。萎えーだよ。
ある意味その絵はものすごくシュールだった。
「おかえりなさいませっ、お嬢!」
彼らは一斉に頭を下げると、それぞれ口々未来をに出迎え始めた。
「お嬢っ、心配しておりやしたよっ」
「黒龍の糞共め! 怖かったでしょうお嬢……」
「お嬢、今から俺ぁ黒龍のアジトに行って奴ら皆殺しに……」
「お嬢、早く中へ入ってくだせえ。飯も炊けていますよ」
「お嬢、制服萌え~」
男達は未来をあっという間に取り囲んだ。
まるでアイドルの交流会ような歓迎ぶりだ。
っていうか、なんか1人明らかにおかしいこと言ってる奴がいたぞ!
最初のコメントを投稿しよう!