2章 引きこもりと未来と大桜一家

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半ばやけになって笑いながら俺は空を仰ぎ思った。 こいつを笑わせるのは本当に命がけみたいです。 天国のじいちゃん、俺が無事に今日眠ることが出来るように神様に電話で頼んでおいてくれ。 夜空には星が光り、 『ま、自業自得なんだからせいぜい頑張ってこいや』 とでも言うように瞬いていた。
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