2章 引きこもりと未来と大桜一家

15/73

44011人が本棚に入れています
本棚に追加
/1398ページ
街の郊外のとある場所。 17年この街で生きてきたが、この辺りに来るのはこれが初めてだった。 学校や駅や商店街からも程遠く、周りには民家は殆ど見えない。 おそらく未来と出会わなければ一生近づかなかったであろう場所。 ずっと未来に先導されて歩くこと20分程度。 一応道路を通ってきたのだが、殆ど農道ほどの広さだった。 多分私道なのだろう。
/1398ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44011人が本棚に入れています
本棚に追加