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局長室の前に到着した飛鳥達三人。
土方は自分の服装がちゃんと整っているか確認すると、土方だと言って中の返答を待つ。
いつものようにさっさと部屋に入ってもいいのだが、仮にも局長室、それに松平が来ているならば失礼だ。
するとどうぞと返答が返ってきた。
土方は襖を開けて部屋に入り、その後ろから沖田・飛鳥の順番で部屋に入る。
飛鳥は襖を閉めようとした。
だが中にいた山南が『暑いから開けたままでいいよ』と言ったので、そのまま襖を開けておいた。
そして土方の隣に腰を降ろす。
前を見れば近藤、の隣に一人見た事のない人物がいた。
近藤より年上だろう、現代で言うちょいワル親父みたいな感じだが、どこか優しさを感じる。
がっしりした体格で、そして威厳がある。
誰だろう…。
そんな感じで見ていると近藤は気付いたのか、笑顔で説明してくれた。
近藤「この方が前に説明した松平容保様。俺達新撰組を支えてくれている方だよ」
飛鳥「あぁ!前に局長が書類ほったらかしてサボってるって言っていた方ですね♪」
近藤「ちょっと何言ってんのぉ;?!」
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