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近藤「桜井何いってんの;!本当の事言っちゃダメ・・・・ッハ;!」
松平「近藤よ、話しは後でゆっくり聞こう+゚」
一気に沈んでしまった近藤を無視し、飛鳥は一歩前に出て座る。
そしてゆっくり頭を下げた。
飛鳥「お初お目にかかります、松平様。
一番隊隊士兼土方副長の小姓を勤めております。
桜井飛鳥です」
松平「京都守護職・松平容保だ。
そなたの池田屋の活躍、しかと聞いている。礼を言う」
飛鳥「お褒めのお言葉、ありがとうございます」
土方『お前誰だよ;』
土方は心の中で真剣に思っていた。
いつもふざけて突っ掛かってきて煩く礼儀のかけらもない飛鳥。
そんないつもの飛鳥からは到底考えられない態度だ。
土方『何だ?こっちが本当の桜井なのか?』
すると頭を下げている飛鳥がそのまま目線だけ合わせて笑ってきた。
それもまた黒いオーラを出して…。
目で何を言っているのかがわかる。
飛鳥『フッ…。これであたしの株が上がりますね』
前言撤回だ。
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