6046人が本棚に入れています
本棚に追加
「大丈夫ですか?」
飛鳥「あ、はい」
飛鳥はその人物の手をとり、その場に立ち上がった。
そして、その人物の顔を見る。
二十代後半だろうか、若々しい顔立ちの青年で、眼鏡をかけている。
髪は肩には着かないが、結構長い。
腰には脇差しと刀。
現代でいう眼鏡が似合うエロ眼鏡キャラといったところだろうか。
飛鳥「エロ眼鏡…」
「え?」
飛鳥「いえ、ありがとうございました。後すみませんでした」
「いや、大丈夫ですよ。
ではこれで」
すると男はとっとと歩いて行ってしまった。
沖田「どうしました?」
飛鳥「何でもないです。行きましょう♪」
沖田は首を傾げながらとりあえず街に向かった。
どこか引っ掛かる、あの男。
普通の人ではない感じがする。
何か、嫌な予感がした…。
また一波乱ありそうな。
そんな嫌な予感が…。
「あれが、土方の小姓か…」
最初のコメントを投稿しよう!