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刀が何かに刺さった音。
血の匂いが辺りに立ち込める。
刀が刺さったか?
だが痛みを感じない。
そして不意に人の気配を感じた。
目の前、自分を庇うように前に人が立っていた。
だが知らない気配。
男?
「大丈夫ですか?」
飛鳥「あ、はい。
それよりあなたの方が」
「俺は大丈夫です。
来ますよ」
飛鳥「え?」
男が言った通り、再び刃が襲ってきた。
血の着いた刃。
血、血が…。
『血を恐れるか…?』
その時!
近藤「そこまで!」
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