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飛鳥「…よろしく」
市村『素っ気ない∑;』
飛鳥は一通り市村を眺めると、素っ気ない態度で挨拶をした。
だがそれもつかの間、飛鳥は市村の腕に気付く。
飛鳥「それ、腕の傷!」
血がダラダラと流れ出し、床にポタポタと雫が落ちる。
自分を庇ってこんな傷を…。
情けない。
市村「大丈夫ですよこんな傷」
飛鳥「駄目!葉月、救急箱と包帯」
葉月「はい」
市村「ちょっ、本当に大丈夫ですから///」
飛鳥「黙っててください」
ドキっ!
そういうと飛鳥は手際よく止血し、消毒して包帯を巻いていく。
その仕草に市村は顔を赤らめた。
何で胸が、高鳴った///?
自分を狙ってきた者。
少なくともその者はあたしを殺そうとしている。
それはこの中にいる。
でも、一体誰が―…。
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