幼馴染み

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『先生…………きて?』 『あっ///……やぁっ///』 脳裏に甦る映像の彼方は、無理やりにしては演技を完璧にこなしている。 (しかもイってたし…………(汗)) 彼方があんなホモ野郎じゃないと思う気持ちも、次第に抵抗が薄れてゆく…。 「どーしたのってば!洋平ぃ~~」 「……………彼方…」 『僕の相手してよ…先生っ』 (ぎゃ゙ぁ゙―――――!!!!!) 首を傾げ、鋭い視線を向ける彼方が映像と重なり、再び頭のなかを支配する。 (誰か…助けてくれ) パンクしそうな頭を抱えて、俺は教室へ急いだ…
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