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~憧れの彼女~
男『お~はよ!康介!!』
今、僕の背中を叩いたこの男は僕の幼馴染みの松原 桂一
桂一『何、朝っぱらから僕は彼女いませんオーラ出してんだよ?』
ケラケラ笑ってるこいつも彼女いなかったはずだけど…できたのかな?
康介『い、痛い!今背中叩かれて骨にヒビはいったかも!!』
桂一『わわっ!!ご、ごめん!!!大丈夫かっ!!!!』
こいつはいつもこんな感じでとても優しいくていい奴なんだけど…顔も結構カッコいいのになんで彼女いないんだろ…世の中不思議だ…
康介『大丈夫だよ。今日もよろしく。桂一!』
桂一『お、おう!』
康介『それにしても…暑い!暑すぎる!!なんて暑さだ!!!嫌になるよ!もう!』
そんなこんな事をブツブツいいながら学校についた。なんかイライラする…暑さのせいだ!
女『あ…西宮…く…ん』
康介『あ…東谷さん…お、おはよ』
彼女は東谷 小百合…そう…僕にとって彼女は…理想の人だった。
小百合『じ、じゃあ…』
康介『あ…』
そう言って彼女はさっていった…けど最後に小声で『また後で…』と言ってくれた。顔が赤かったようだけど…大丈夫かな?
桂一『なあ~んだ?せっかくお前の理想の人とお近付きになれるチャンスだったってのに。彼女作る気あんのか?』
康介『う、うっさい!!先にいってるから!』
そう言って僕は先に教室に行く事にした。ちなみに桂一とは同じクラス。…東谷さんとも…同じクラスだ…
康介『みんなおはっ!?』
いきなり背中を叩かれおはようを最後まで言えなかったじゃないか!!
康介『ジトジト』
男『わ、わるかったからその目はやめろ!』
この男は桂一の従兄弟の夏輝。
なかなかうざいやつ。
夏輝『おはよ!康介!』
康介『うん。おはよ』
桂一『ひでえやつなお前って。先にいきやがってさ』
こいつは軽くスルーして一目散に確認する事があった。
康介『うん。ちゃんといるか』
そう僕は、習慣になっていること。東谷さんを確認することだ。
ガラッ~
先生『席に着きやがれ』
みんなしぶしぶ席に着く。
先生『今日はめんどいから自習な~』
今日も、だろ?先生。口は悪いが中々ヤル気がなくて生徒達には人気がある先生だ。
康介『自習なら寝ようかな…』ガタッ…
本が落ちゃった。だるいけど取るかっ!?
康介&東谷『あっ!?』
二人の手と手が触れ合った…
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