~憧れの彼女~

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康介&東谷『あっ!?』 康介『ご、ごめんなさい!?』 僕は、慌てて手を離した。しかも何故か敬語になってしまった… なさけない… 東谷『い、いえ…じゃあ…ま』 康介『あの!!』 僕は彼女の話を遮っていきなり話す。大声で。 東谷『ひゃい!?』 康介『こ、これからも僕から話掛けてもいい…ですか?』 やばい、恥ずかしい。 東谷『あ…』 彼女は顔を赤くして教室を出ていった… ションボリする僕に桂一が、耳元で囁く 桂一『早く追いかけろよ?せっかくのチャンスだぜっ?』 いつになく真面目な声、俺は走り出した。 東谷さんが行きそうな場所…あそこしかない! そして俺は階段を駈け登り屋上へ登った。 ガチャン! 勢いよくドアを開けた。 そして彼女がいた。 東谷『康…西宮くん…』 康介『康介』 東谷『え?』 康介『康介って呼んでいいよ?東谷さん』 東谷『う、うん。こ、康介…くん』 康介『それでさ、さっきの答えを聞いていいかな?東谷さん』 東谷『小百合』 康介『えっ!?』 東谷『小百合って…呼んで?康介くん…』 康介『じ、じゃあ…小百合さん…さっきの答えを…』 小百合『え!?…』 顔が真っ赤になる小百合さん。 小百合『だから…いいですよ…私からも康介くんにできるだけ…話し掛けるようにしますから』 康介『やっ!!!』 小百合『え?』 康介『たぁぁぁぁぁ!』 小百合『ひゃあぁぁあ!?!?!?』 驚いてこけそうになった小百合さんの手を握って抱き寄せた… 小百合『え!?』 彼女は赤面した…
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