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こうして
『パルお』と『ダンナ』の壮大な冒険は始まり…
始まりません…
連絡先は、お互いこの頃、携帯電話を持っておらず知りません
今ほど普及はしてなかったが、持ってない人間は数えるぐらいだった時代なのに……
ただ単に…携帯持っていると何か束縛されている気分だったから…かなぁ
打つ店は、決まっていたから必要なかったしね
今は…携帯が体の一部と化している…
嫁曰わく…
『そんなに大事なら体に埋め込めばぁ?死ね!!』
……………
とさっき又、言われた…
そうそう、『ダンナ』はこの頃から
俺の事を本名か『若いの』と呼ぶようになった…
俺の本名は、地元の店だったから自然と知り合いが多かった事もあり知ったらしい…
でも…『ダンナ』の本名は…知らなかった
教えてくれなかったし、聞かなかったし、
ダンナで通用したし…
結局、本名を知ったのは一年半後の新規オープンの店で会員カードを作る時にこっそり申込書を見て初めて知った……
全く変な関係だったな……
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