君とボク。

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「愛音チャンは、相変わらずだなぁ…ハハッ」 そう言いながら、俺の肩をポンと軽く叩く。 俺はその手を振り払った。 「邪魔ッスよ…渓汰先輩。」 この人は、市川 渓汰。 ここでバリスタをやっている…一応先輩ってヤツ。 明朗活発なタイプで、裏表の無い俺の苦手なタイプ …なのだが、この人に限っては嫌いではない。 良い先輩の部類には、入るのでは…ないか?? 《"何処が?"と、聞かれたら返答に困るけど…。》 「ちぇ―ッ…可愛くねぇなぁ…永遠は!!お母さん、そんな子に育てたつもりはないわッ…!!!!(笑)」 …これさえ無けりゃな…。
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