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「だから、そんなに深く考えずに部活へ行こうと誘えばいいのです。」
なんせテニスが大好きな方達ばかりですから、と言う穏やかな声に顔をそちらへ向けると返ってくるのは声と同じ穏やかな目。あぁそんな簡単なことだったんだと、柳生の言葉が空いたスペースに埋まった。
『俺、お前のそういうとこ好きなんよ』
「はい?なんです?」
『…なんでもなかー』
外からは赤也の声とテニス部員の声が聞こえる。赤也の声は幸村や真田と違いまだ覇気がない。仕方ない、今度からかいがてら遊びに行ってやるか。
(あぁ、でも…。)(…?)(い、行く時は私も誘って下さいね…?)(ふ、…勿論じゃよ。)
――――――
柳生の前では弱い面を見せるにおたんと、見た目あんなんだけど(←)人一倍部の事を思ってる一面を書きたかったんですがハチャメチャだーー!!!
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