突然の出来事に戸惑う第一話

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あー、なんかいやになってきた。和真が起こしにきたら今日こそぎゃふんと言わせてやる。……どうやって言わせるか特に計画はないけど。 ――トタトタトタ…… 廊下を歩く音が聞こえる。私は掛け布団の下に顔をうずめた。 ……でも本当に、なんで和真はあんなに朝早く起きても大丈夫なんだろう。しかも、私と違って朝っぱらから部活だとかって言って朝からサッカーの練習。放課後も六時くらいまで練習して、帰ってきたらきちんと勉強してるし。何で私と同じ睡眠時間であんなに毎日元気に走り回っていられるのだろうか。
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