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私はベッドからはね起きると、まずはクローゼットを開け、制服を出し――
……ん? んんんんんん!? 何故に学ランが私のクローゼットにイントゥされているのかな? っていうか、私のウェア(制服)はウェア(何処)に!?
慌てて左右を確認するも、私の制服はどこにもない。視線を動かしていると、ふと傍らに置いてある鏡に映ったモノに違和感を覚えた。改めてその鏡の中に映っていた顔を見て私は――
「……誰!?」
叫んだ。
光速で後ろを振り向くも、後ろに人はいない。
目をこすり、再び振り返るも、そこに映っているのは――男の顔。しかも、ぱっと見ただけでグッとくるくらいのイケメンである。
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