プロローグ

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俺は過去に10人 親類・友人あるいは通行人までをも サバイバルナイフを片手に殺した あのときの俺は狂っていた 日々のストレスと親からの期待 すべてが重荷となり俺を追い込んだ そして俺は… 今では後悔してる 罪もない人々を殺めてしまったことを そして なぜあの時死刑判決が出なかったのかと 結局俺は今国が管理する小さな孤島にある 監獄で生活を送っている 監獄と言っても建物の出口が封鎖されただけのもので 外に出なければ何をしてもいいし 食事も三食キッチリ用意される 正直ここは楽園と思えたほどだ あの惨劇を見るまでは…
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