~第1章~[?]いつか何処かで[?] 東くんへ

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6月。 学校の近くの陸上競技場で陸上大会。 なんてかったるい行事だろう。 まあ、始まってみたら、それなりに楽しい。 そして競技が終わり、解散、家に帰ろうとしたとき、東くんに声をかけられて、一緒に帰ることに。 東くんは、自転車を押しながら、わたしはあとをゆっくり付いていき、なぜか、運動場を一周したあと、 『君が好きなんだ。付き合ってくれないか』 ストレートな告白に、思わず、 大きな声で、 「はい🎵喜んで」 と答えてしまい、2人、顔を見合わせて、お腹を抱えて、笑ってしまった。
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