彼女の世界観

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今日も俺はいつもの帰り道をいつものように歩いていた。 帰りに奈津美に捕まりそうになったけれど、なんとか逃げ切り今無事帰宅中ってとこだ。 いい加減一日中、いや…毎日あいつの怒鳴り声聞いてると体が持たない気がしてやまないな。 いつもの帰路。 マンションや公園がならんで普通のどこにでもありそうな景色。 いい加減見飽きたなあ…。 ユウキがそう思う中、道の外れの向こうに見慣れない木を彼は見つけた。 「あれ…。あんな所にあんな立派な木あったっけ?」 被写体を見つけたかのような好奇心を抱きユウキは道を外れ立派な木の近くに足を運ばせた。
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