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うっすらと太陽の光で
照らされる清楚な長い黒髪。
澄んだ大きい目。
女の子にしては少し大きめの身長と細身な体。
上品な容姿。
彼女を容姿端麗と言わずにどうするんだ!
って俺は何を…
「あの、お怪我はありませんか?」
彼女が優しい顔でしゃがみ込み、ユウキを覗きこんだ。
その時の髪をかき上げる仕草が異常に反則的…な気がした。
「は、はい!別に俺はここの家の財産を狙いに来た訳でも、お嬢さんをさらいにきたわけでも…!」
彼女は一度目を丸くして見ていたが、やがてきれいで控え目な笑みを見せる。
「わかっています。
あなたはそんな人には見えませんから。」
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