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｢ﾕｳｷ！あの子やっぱうちの学校の子だったよ！いや～朝からツイてるねえ～｣
何食わぬ顔でｱｷﾄは俺の元に帰ってきた。
｢あのなあ、実は話があるんだが…｣
｢なんだ？珍しいな、ﾕｳｷが俺に内緒の話って。｣
いや、まだ内緒話をするとまでは言ってないんだが…
まあこんなことを思っていても話が進まないので昨日の出来事を漏れなく話した。
｢…。マジか！ﾕｳｷくんにもようやく春が！｣
聞いた途端に大声ではしゃぐものだから俺は通行人の視線を激しく浴びた、
｢いやまだそういうんじゃなくてな…｣
｢いいよいいよ～なんでも聞けよ～｣
ｱｷﾄは得意気にそう言い、
俺の話を待っていた。
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