灯火

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必死になって紙をめくる人の群れ 早く終われとその中で願っている僕 鳴るのが遅い携帯を見る事だけを考える 終われば送った至ってシンプルな文字 携帯が鳴らずにすぐにまた始まる 会いたい思いは強くなるのにどうして? 今何してるの? そんな単純な事でいい ただ完全にわずかな灯火だろうと消したくないんだ たまにしか会えなくても消したくはない そんなこんなで過ごした一年 一つの区切りも終わったし ディナーでも誘おうかなぁ…
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