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笑いの耐えない毎日
何の不安もない
私はあなたとひとつになった
運命的とは言えないけど、明日もまた当たり前に
あなたがいる幸せを噛み締めた
毎年記念日に贈ってくれた
一輪の花
ささやかでも大きな喜びを感じていたの
子供が出来た
かげかえのない存在がまた生まれ落ちた
そこには、子供の頃描いていた温かな家庭があった
無邪気に笑う子供達を
優しく包むあなたが愛しくて
「離したくはない」
そう思った
決して裕福ではない、でもね誰にも負けないくらい幸せだったよ
子供達が大きくなるに連れ、二人で過ごす時間は増えていった
そして・・・。
それは突然だった
笑わなくなったあなたは
全てを抱え込んでいるようで
無表情、無気力
食べることも忘れ
言葉を失った
時折口走る言動は、幻覚との絵空事
過去のあなたはもう
いない・・・。
昔のあなたは死んでしまった
手を握り返してくれることなく、笑い返してくれることもない
入院生活
幻覚と妄想
闘いは始まったばかりで・・・。
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