・・・。

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帰りたい 帰りたい 還りたい 戻りたい あの日々に・・・。 呟く寝言は心の声か? 純粋だったあの頃は心の底から笑えたな 今はもう笑顔さえ色褪せて、作り笑いを繰り返すだけの毎日 「汚れてる」 自分の行動全てが損得勘定で。 腐敗した感覚に慣れた私は犬同然 そんな大人には決してなるまいと、考えていた頃には戻れやしない。 リセット出来ない生き様を、もう一人の自分が横目で見ている。 「さようなら」 「・・・。」 あなたにも現実を受け入れなければならない瞬間は刻一刻と迫っている。 どうか迷い込みませぬように どうか腐り果てませぬように 優雅に泳げよ 餞別は生死のどちらかで結構。
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