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眼光がキミと出会わせた
生まれた頃から 祖父譲りの眼光で
友達なんか 一握りしかいなくて
望んでもないのに 喧嘩ばかりの日常で
だからより一層 誰も寄らなくなった
春の陽気が心地良く
白い君の肌が より白く感じられて
キミは僕は優しいと微笑むんだ
その言葉がくすぐったくて
それでも春の日差しのように心地良くて
降り注ぐ優しい言葉を 声を
いつまでも聞いていたいと思った
いつしかキミの側にずっといたいと望んでた
光と闇の判別しか出来ない瞳が 僕を映す時
それでも僕は恐ろしくて 目をそらしてた
色を失ったキミが 色を取り戻した時
恐ろしくて 僕は息を止めていた
見つからないように
息を潜めて ただただ僕は…
もしも キミが 僕を見つけたら
キミは僕を どう思うんだろう
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