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佳夜は楽しそうに慎くんと談笑していた。
「いつの間にってついさっきだよな?」
「あぁ、うん」
仲良くなりすぎていた。
「一ノ瀬さんとマンガの趣味が合っててな。それに一ノ瀬さんがこんなにしゃべりやすいとは思わなかったし」
「佳夜でいいってば」
仲良くなりすぎだろ、君たち!
あたしの存在はどこに消えたよ!
それに佳夜は趣味の範囲が広すぎるから、誰とでも話が合うんだってばっ。
「へぇ、あだなみゃーっていうんだ」
「へっ?」
いきなり慎くんにあだなを呼ばれてしまった。
「顔と性格に似合わない可愛さだろ?」
………佳夜、一言多いっ。
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