それはある日の会話から始まった

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まず、私はクラスでMJ君を以前ブラメにはめた人物に接触し、彼からMJさんのメアドを教えてもらいました。   次に、MJ様をブラメにはめる為の構想を同じ中学だった友人と練りました。1時間ぐらい。 結果、市内の公立高校に通う17歳の女の子の設定が出来上がりました。 そして、早速送信。 掴みのメールを送った後は、その公立高校に通う人物(というか友人の弟)にマイナーな話を聞いてそれを設定に盛り込んだり、無闇やたらと構想を練りました。 次はどんなメールを送るか、MJ神の心をがっちり掴んだあとはどんな展開に持ち込むか…     あれやこれやと悩んでいる内に、返事がきました。    「誰?」 指定着信じゃないかと内心ヒヤヒヤでしたが、もうこうなったらこっちのもんです。受信拒否しなかった時点で既に彼の負けは決定していました。 そこで設定を遺憾なく発揮し、何通かのメールをやりとりして、多分お互い4通ほどメールを送ったときです。 大事件が勃発しました。しかし、それは起こるべくして起こってしまった、天災とも言える程回避の仕様がない、つまりは仕方のないことだったのかもしれません。
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