第二章:決心

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次の日。 メイリィの父である国王、ブラ ムの葬式が行われた。 葬式には国民も参加して城は黒 い布を被(かぶ)せられたかの 様に黒に染まる。 所々泣き声がこぼれたり、不安 の表情を見せる国民もいた。 そしてブラムの亡骸を埋める時 、つないでいる母の手を少し強 く握りしめてメイリィは母に話しかけた。 「母様…父様埋められちゃう…」 「そうね…でもメイリィ。お父 様はね、私達の事をずっと見守 ってくれるから寂しくなんかな いのよ」 ……嘘つき。 ホントは寂しいくせに。 母様は強がりだなぁ…  
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