第三章:青年との出会い

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メイリィは不機嫌な顔で一階の ホールに向かった。 ちなみにメイリィが着た(着せ られた?)のは赤がモチーフの 可愛らしい綺麗なドレスだった 。 (あ、スカート踏みそう…も~ きにくい!何で私の家は無駄に 広いのかなぁ…?) 「もぉ………サラのばか」 「ふふ…そのお洋服、気に入っ ていただけました?」 サラはメイリィの反応を楽しん でいるかの様に笑顔で聞いてき た。 「そりゃ綺麗で可愛いけどさ… 物凄く動きにくいよ!スカート 踏んでこけちゃうよ!」 「でもとってもお似合いですよ ~お嬢様♪」 ……ひそかに♪マークつけたな サラ……楽しんでる~っ(泣) 「うぅ……ねぇサラ…パーティ に来てくれた人達にご挨拶とか …あるかのな?」 「あると思いますよ?常識です から」 メイリィはがっくりと肩を落と し何の挨拶をしようか考えた。 (母様がしてくれればいいのに ぃ~っ)  
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