プロローグ

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は…はははは。 姫崎苺、目前の両親二人に戸惑っています 理由?…それは 遡る事30分前。 俺は両親に呼ばれ自室からリビングへと向かった。 二人の顔が真剣で、強張らせながら椅子に座ると 父さんが口を開いた。 「苺には今の学校を辞めてもらう」 苺「………はい?」 「だから、辞めるのよ苺ちゃん」 母さんが繰り返し言ってくれるけど… うん。え? 苺「…なんで?」 「ふふふ、ママね、海外に行くの☆」 あー………、海外に仕事か。 俺の両親は二人共とりあえず凄い。 父さん・愁弥はどっかの社長で、今もなんか大きなプロジェクトを作ってるらしい… 母さん・夢は、今をときめくスーパーモデル・由芽とか。それに服のデザイナーで、いくつか大きいブランドを経営中。 で、そんな父さんが海外に進出らしい。 だから母さんも着いて行く、と 俺「俺も外国行くの?」 1番心配なのがここ、 俺は外国で英語ペラペーラにならなきゃ駄目なのか? 「苺ちゃんは日本に残るの」 …良かった。 英語は発音とか面倒くさいからどうしようかと思った 苺「ならどーするの?」 この二人の事だから、お金に苦労はないはずだ。 「苺、お前は俺の弟がしている全寮制に行って貰う」 …………? で、今に至る。
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