桜宮高校

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次の日、俺は家まで迎えに来てくれていた"桜宮高校"の専用車に乗り学校へと向かっていた 苺「(専用車なんてあるんだ…。しかも名前が微妙だな…)」 頭の中でむんむん考えたながら運転手をチラッ、と見れば見事に目が合った 苺「………」 「…………」 気まずい沈黙が流れる 先に口を開いたのは運転手、 「申し訳ありません、」 苺「え?」 予想外の言葉に驚いた。 いきなり申し訳ありません…?え?何が? 「見過ぎてしまいました、」 クスッと笑う運転手は美形。 顔が整っていた、これでもか…という位に 苺「いえ、別に大丈夫です」 俺がニッコリ笑うと運転手さんもニッコリ笑う。 うーん、笑ってる姿も美形ー その後、思いの他話が合い学校に着く頃には運転手さんの事を名前で呼んでいた 苺「えっと、光(こう)さん有難うございました!」 「いえいえ、こちらこそ楽しかったです」 俺のドアを開けニッコリ微笑む 「さて、理事長室はお分かりですか?」 苺「いえ…。」 「ならば、私と行きましょうか」 苺「はい!お願いしますっ」 行きましょう、と行って歩き出す光さん。 俺は後ろを歩きながら周りを見渡す 今俺達は学園内に入ってるんだけど… やっぱり凄い。何が凄いって、全体的に学校って感じがしなくて、どっかのお城みたいな…
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