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理事長室を出た俺は、寮に向かうべく歩いてんだけど…
あ、あれ………?おかしいなぁー…
なんか迷ったみたいです☆
語尾に☆を付けてみても状況は変わらな
「君、」
救世主、今救世主の声が聞こえた!
苺「っ、俺…ですか?」
「そう、君だよ。………って咲姫…」
俺の名前知ってる…。そんな有名だったけ?
苺「あ…はい、またの名を咲姫と言います」
"咲姫"というのは、俺がモデルやってる時に名乗ってた名前。
モデルっていっても身長が普通な俺はゴシック・ロリータ・パンク系専門の…いうなれば「女装」してモデルしてたわけ
まぁ、なんでそっち系かっていうと----母さんがそっち系の服のデザイナーだったから、かな?
嫌いじゃないからいいし、最近は中々楽しくなってきた…って、話ずれちゃったな。
苺「何故名前を…?」
ここは男子校であって、女性向け雑誌を男が見るのはあまり無い気が………
「あぁ、この学校では凄く人気なんだよ」
答えになってません。
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