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マスターが私達の席に近づいてきて芸能人に声をかけた。
『〇〇いつもありがとうな!』
『お~マスター!』
『マスターの入れるコーヒーはやっぱ世界一だよ!』
するとマスターは私の方を見ながらこう言った。
『〇〇いつも1人で来てるのに今日はかわいい子と一緒なんて初めてだなぁ~』
『彼女さんか?!』
その言葉に私は恥ずかしくなり下を向いてしまった。
芸能人の顔なんて見れないよ…。
すると芸能人は『いや、この子は彼女じゃなく友達ですよ!』
『特別な…』
『そうか…こんなかわいい子と一緒だなんてうらやましいな~!』
マスターは私の隣に来て『こいつと仲良くしてあげてね!』と耳元で小声で言った後私達に『ゆっくりしていってね!』と言う言葉を残して去って行った。
マスターが去った後も私達はおしゃべりを楽しんでいた。
私はと言うとこのコーヒーに悪戦苦闘しながらもちゃんと一口ずつだけど飲んでいた。
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