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そして隣の部屋では―
雅:「えっと…直球で良いかな?」
紗奈:「直球??」
雅:「紗奈は、杏ちゃんのこと好きだよね?」
紗奈:「えっ!?なんで?」
雅:「見てたら分かるよ(笑
紗奈分かりやすいから!」
紗奈:「そ、そっかぁ……」
雅:「でも……」
紗奈:「ん?どしたの?」
雅:「紗奈のことは応援出来ない!」
紗奈:「ま、そうだよね(--;)雅と杏也君は、家族だもんね?」
雅:「ちがーうっ!!」
紗奈:「へ?家族じゃないの?」
雅:「いや、家族なんだけど……紗奈のことを応援出来ない理由が違うってこと」
紗奈:「どゆこと?」
雅:「私も杏ちゃんのことが好きなの!!」
紗奈:「えっ!?」
雅:「そういうことだから!言わなくても分かると思うけど、私…杏ちゃん譲る気ないからね!」
紗奈:「わ、私だって譲る気ないから!」
雅:「うん!私……負けないから!」
紗奈:「私も絶対負けない!学校だったら雅もいないしね♪」
雅:「それを言うなら、私なんて家帰ればずっと一緒だもん!」
紗奈:「あー!ズルイ!」
雅:「ズルくないよ!(笑」
紗奈:「ま!でも、今までずっと生活して来た割に進展してないみたいだし、雅は敵じゃないなぁ~(笑」
雅:「あ!言ったなぁ!私は、これから恋に生きるから!紗奈なんかすぐ置いてっちゃうよ♪」
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